sonomamaのボディワークの流れは3つ。
⓵呼吸(感情)のワーク
⓶筋肉(動き)のワーク
⓷表情、声(コンタクト)のワーク
です。
ボディサイコセラピーでは
胎生学の見地から生まれた
アプローチの考え方ですが
ポリヴェーガルで説明される
3つの神経の反応にもちゃんと対応しています。
今回は筋骨格系のワークについて。
筋肉と動きのワーク
呼吸が通ると感情を感じる事が出来るようになります。
ですが、人間は器用に
あがって来た素直な気持ちを抑える事も出来ます。
それが
筋肉と思考です。
身体と心は一つ。とよく言いますが
思考する時は連動して筋肉が固まるからです。
泣いちゃダメだ!強くあらねば!とか思考すると
ぐっと身体に力を入れますよね。
そうやって抑え込んできた気持ちを解放して
本来の自分を身体で表現していくわけです。
感情を表現するのを止めてる筋肉は大体決まってます。
特に
足、腰、肩、首など、皆がよーく痛みを感じる所です。
ここを解放して
動きで感情を表現しますが
これが難しい人が2タイプいるんですね。
⓵身体がカチコチの人
⓶あまりにも柔らかすぎる人
めちゃくちゃ硬いか、めちゃくちゃ柔らかいか
です。
こういう人は
直接筋膜を剝がしたり
力を入れるサポートをしたり
ゆるーい動き(ボーンズフォーライフ)
などで筋肉の動きをちょっと良くしてから表現していきます。
そして当然
連動して思考もカチコチになっていますので
カウンセリングも同時に行っていきます。
あっちいけ!と押し返したり
こっちきてよ!って引き寄せたり
捻ったり、バタバタしたり
逃げる動きも大切ですね。
やることは沢山あります。
これまで筋肉と思考でどんな動き(気持ち)
を止めてきたのかを見ながら
元の健康な動きを取り戻していきます。
これ一人でやると、ただ叫んだり、泣いたりするだけで
終わっちゃう人が多いので
ワークではただの感情の暴発にならないように、
リズムや呼吸、感情の合わせ方をサポートします。
ポリヴェーガルで言えば
脅威に対して
ちゃんと交感神経を機能させていくプロセスです。
戦えたり、逃げたり出来る神経の働きを回復し
健康に感情表現が出来た時代の自分を体験していきます。
皆子供の頃は当たり前に出来た事ですからね。
教育って、やっちゃいけないことを沢山教えられますが
やっていい事はほとんど教えてもらえないものです。
頑張って生きている人ほど
素直な気持ちなんてあっちゃ困りますよね。
けれど
気持ちは、抑えたり散らしたりする事は出来ても
無くすことは決して出来ません。
ここは症状が苦痛になる前に取り組むのが好ましい。
年を重ねると本当に難しくなりますから。
解放するのも、我慢して生きるのも自由ですが
健康に生きるためにはまず溜まった感情を解放して下さいね。
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