somomamaのセラピーの特徴

2024.10.08

sonomamaのセラピーは
クライアントの方の現実的な生き方に貢献できるように深化してきました。


カウンセリングの場だけで癒されたり、楽を感じられても、現実の生活で活きなければ意味がない。
という重要なテーマを持っているからです。

心も身体も扱うこと

sonomamaで主に行う療法は、心と身体が一つであることを前提とした(心身一元論)身体ベースの心理療法です。
言葉でのカウンセリングに加えて
身体的アプローチの心理療法、ボディーワークを並行して行います。
(ゲシュタルト療法、ボディサイコセラピー、フェルデンクライス(ボーンズフォーライフ)、ヨガセラピーなど)

図で示したように、認知領域を扱うカウンセリングては、仮面や影の統合を行う領域までしか扱えず、
身体的な緊張や不快が残ります。これがよくある、同じ悩みが再発する原因です。

例えば
イライラする原因を理解する(受け入れた)事と
イライラしない心と身体で生きていくことは別ものです。

車のパンクの理由を知っても、タイヤを履き替えなければ問題は解決しないわけです。

その他
症状の状態によっては、瞑想(感覚の覚醒)なども行います。
ただ、今ある苦痛を一時的に緩和する場合に行う事が多くなります。

注意しているのは
苦しさの意味を体験しないまま案楽を感じ過ぎると
極端に苦しさを無意識下に押しこんだ状態になることです。これだけでは症状の鎮静化で終わり、痛み止めで原因を先延ばしにしている事になります。
泥酔している時、酔いが冷めるまでは悩みを感じなくなる理屈と同じです。

ですから身体的な統合はやはり避けて通れません。

セラピーは山登り

セラピーを登山で考えてみるとわかりやすいです。

▷山の高さや、天候、特徴などに詳しい山博士(認知療法)
▷ヘリコプターで山頂へ連れて行ってもらい山頂だけの素晴らしさを体験しても(トランス状態)

実際山を登る力は身につきません。

本当の意味で山を登れるようになるためには
疲労した心の苦しさや、疲れた身体を感じ、自分の身体と心の使い方を覚えていく事です。

楽な心で、身体を自由に動かせるからこそ、気楽に生きていく事が出来ます。

身体と思考の関係

現代は脳一元主義的な考えの誤解からなのか思考に感情があると思う方がいますが
頭のは寧ろ逆の機能です。

一般的な思考は身体を分離させます。
思考は身体を支配的にコントロールしようとする時に使われるからです。(実際は出来ません)

精神分析では自我(エゴ)や超自我(スーパーエゴ)にの領域ですが
これらは、自分の欲求を抑えたり、感情を避けるための防衛機能だと言われています。

思考は自分の感情体験からは離れていきます。
他人の情報の取り入れ、判断、ジャッジを行い、気づくと自分が何かわからない状態を作ります。

例えば、
うつ症状の時、それを真剣に考え続けても
うつ状態から抜け出す事は不可能です。

そもそも、考え続ける状態から抜けられなくなっている事も
うつの症状の一つですから、無限後退が起こってしまいます。

身体の感覚と感情の回復

心で起こった事は同時に身体に反映しています。(機能的同一性)

悲しい時お腹が痛くなったり。
怒りを感じた時は肩があがったり。

日本では
断腸の思い、とか、いかり肩など、からだで心を表す言葉が沢山あります。
それは単なる比喩ではありません。

身体に宿る心の反応に気づき、
心と身体に橋をかけていく事で統合されていきます。

身体的なセラピーでは
自分の身体に何が起きているのかに気づいていく能力を回復していきます。
自分の身体を頭で支配するのではなく、身体そのものを感じとっていきます。

そこで得た気づきは、新たな選択や可能性を広げていけるからです。

理想の関わりを知ることではなく
違和感の中にある本当の気持ちを感じとり
本当は何がしたいのか、何をすれば楽になれるのかに気づいていきます。

違和感の中からは
大きな悲しみがあふれてくるかもしれないし
怒りが湧き上がるかもしれません。

しかし

それを十分に感じ、表現するからこそ
本来の自分が何をしたいのか、したかったのかを教えてくれます。

自分が何であるかを知った時
初めて自分がどう生きたいのかも自然とわかります。

自分に気づいた人は
何かを必死に調べたり、
他人と比べたりする必要はありません。

ただ自然に楽に生きる事ができます。

このように、心と身体との繋がりを回復するセラピーを行い
日常の中で楽に自然に生きていく力を再学習していくこと。

sonomamaの姿で楽に生きるためのセラピーを行っています。

 

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